飯山市の名誉市民
木内四郎(きうち しろう)氏
- 昭和63年6月30日授与
- 明治29年7月3日生
- 昭和63年8月31日逝去(享年92歳)
飯山市常盤出身で、旧大蔵省主計局長を経て昭和22年から参議院議員として活躍、科学技術庁長官を2期歴任され、国及び市の繁栄に貢献された。
宮崎市定(みやざき いちさだ)氏
- 平成4年授与
- 明治34年8月20日生
- 平成7年5月24日逝去(享年95歳)
飯山市静間出身で、京都大学名誉教授として活躍される中、東洋史(特に中国史)の研究に精魂を傾けられ、研究を通じわが国の文化の発展に貢献された。
長谷川 青澄(はせがわ せいちょう)氏
- 平成7年授与
- 大正5年9月25日生
- 平成16年7月23日逝去(享年87歳)
飯山市奈良沢出身で、日本画壇を代表する画家であり、院展での内閣総理大臣賞の受賞など全国的にも功績は高く評価されている。
大沼 淳(おおぬま すなお)氏
- 平成16年授与
- 昭和3年4月11日生
- 令和2年11月21日逝去(享年92歳)
学校法人文化学園の理事長として、日本の私立大学やファッション教育の発展と充実に貢献される中、同学園の研修施設として、ふるさと飯山市に文化北竜館、北竜温泉スキー場を開設し、湖周辺の発展に尽くされた。
伝統的行事の伝承、地域イベントの参加、環境整備等を含め地域社会との協調にも深い理解を示され、「奥信濃飯山」「菜の花飯山」を内外に知らしめ、地域の活性化に寄与された。
また、社会福祉にも尽力され、スポーツ交流姉妹都市である大阪市の身体障害者スキー教室を39年にわたり受け入れ、市内障害者交流等により飯山市=大阪市との交友の絆を深められている。
(注)障害者スキー教室…昭和50年から現在も開催中【平成25年5月現在】
北澤 宏一(きたざわ こういち)氏
- 平成25年授与
- 昭和18年4月17日生
- 平成26年9月26日逝去(享年71歳)
飯山市外様地区出身で、東京大学教授、科学技術振興機構理事長を歴任、超伝導の世界的権威であり、科学分野において優れた研究業績をあげるとともに、多くの教育・研究者の育成に努め、国の学術研究の発展に貢献した。
また、2011年3月11日に発生した東日本大震災に起因する福島第一原発事故の「福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)」の委員長を務め、原子力事故の原因解明に努める。
嶺 貞子(みね さだこ)氏
- 平成27年授与
- 昭和11年5月4日生
- 平成30年10月13日逝去(享年82歳)
飯山市飯山地区出身で、東京藝術大学教授、日伊音楽協会評議員、日本声楽発声学会顧問を歴任。
オラトリオを国内の主要オーケストラと多数共演、室内合奏団とのバロックや古典派声楽曲の公演は数百回に及ぶ。
全国各地で古典から現代までのイタリア歌曲を中心としたリサイタルを行い、イタリア歌曲の第一人者として国内外で高く評価。
芸大退官後は、演奏家として精力的に活躍する傍ら、後進の指導にあたられた。