建設の経緯について
飯山市の歴史的シンボルである城址公園内に建設された飯山市民会館は、今日まで49年間、音楽や劇場をはじめとする芸術・文化振興の拠点施設として、子どもからお年寄りまで、多くの市民に親しまれ利用されてきました。
この間、2度の大規模改修などを行うなど、利用者ニーズに応じた施設の維持や運営を続けてきましてが、長期間の使用による老朽化は年々深刻化してきており、平成8年に実施した耐震診断調査では、安全地を大きく下回り「至急補強する必要がある」という判定結果を得て、その対策として「構造上の問題などから耐震補強工事は実質的不可能であり、施設の改築が必要」と評価されました。
このような経過から市内にある既存施設による代替や改修による費用対効果を検討する中で、芸術・文化の振興や市民サービスなどの観点に加え、平成26年度に迫った北陸新幹線飯山駅開業を契機とした魅力あるまちづくりの創出のために、現市民会館に代わる「(仮)飯山ぷらざ」を新たな場所に建設することになりました。
現在の市民会館
開 館:昭和37年
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