都市宣言
都市宣言とは、地方自治体が重要な政策課題などについて、自らの意思や主張、方針を明らかにするものです。
飯山市では、これまでに次の都市宣言をしています。
安全都市宣言
最近の経済の成長と生活の向上は著しいものがありわが飯山市も各方面にわたって伸展してきましたが、反面、産業災害、交通事故、火災等の人的、物的被害は、目をおおうものがありまことに憂うべき現状である。
もとより、これらの災害についてはそれぞれ積極的に防止する措置が行なわれているのであるが、事故の絶滅には市民1人1人の協力が必要である。よって全市民が一丸となって、更に一段と安全意識の高揚をはかり、人命の尊重と、産業文化の伸展に寄与することが急務であることを痛感する。
この際市民生活のあらゆる面において安全を確保し、明るい住みよい、郷土の建設を願って、ここに飯山市を安全都市とすることを宣言する。
昭和37年(1962年)6月16日議決
暴走族追放宣言
飯山市は、市民を悲惨な交通事故から守り、明るい住みよい街づくりのための一環として、市民一丸となって交通事故防止と安全思想の普及に取組んでいるところである。しかしながら、交通ルールを無視し、集団で暴走、暴力行為を行う暴走族が出現し、善良な市民に危険と迷惑を及ぼしていることは極めて憂慮すべきことである。
これらの情勢を認識し、飯山市は、青少年の健全育成の見地から市民総ぐるみで次の運動を強力に推進し、市民生活をおびやかす暴走族を追放することを宣言する。
1 暴走行為を「しない、させない、見にいかない」の三ない運動
2 暴走車両、暴走族の集団を見た場合は、すぐ「110番」に通報する運動
3 各種団体に暴走族追放を呼びかけ、暴走族追放を全家庭に徹底する運動
昭和55年(1980年)10月3日議決
非核平和都市宣言
世界の恒久平和は、人類共通の願望である。
しかるに、米、ソ超大国による核軍拡競争は、拡大均衡をめざすという口実でますます激化し、世界の平和と安全に重大な脅威と危機をもたらしている。
わが国は、世界唯一の核被爆国として、この地球上に広島・長崎の惨禍を再びくりかえしてはならないと訴えるものである。
飯山市は、平和憲法の精神にのっとり、「非核三原則」を将来ともに遵守し、あらゆる国のあらゆる核兵器の廃絶を全世界に強く訴え、核兵器の全面撤廃と軍縮を推進し、もって世界の恒久平和達成をめざすものである。
よって、ここに飯山市は、非核平和都市の宣言を行うものである。
昭和59年(1984年)6月26日決議
克雪都市宣言
わたしたちのふるさと飯山の先人は、雪国の厳しい自然の中で、多くの困難を乗り越え、雪国ながらの豊かな文化と産業を築き上げてきました。
今日、暮らしに及ぼす雪の障害は、全市民の力を結集した、たゆみない努力と創意工夫によって克服されてきていますが、なお大きな課題であることに変わりはありません。
わたしたちは、雪を全市民の共通のテーマと認識し、新時代にふさわしい活力に満ちた地域づくりを進めていかなければなりません。
わたしたちは、全市民の知恵と力を寄せ合って、雪が持つ障害要因を取り除いていくことに努め、さらに雪に親しみ、雪の資源としての特性を最大限に活用して、ふるさと飯山に暮らす喜びと誇りを、より一層大きく育くんでいくことを決意するものです。
わたしたち全市民は、ともに手を携えて、明るく豊かで、魅力溢れる雪国飯山を築き、力強く発展して行くことを誓い、ここに「克雪都市」を宣言します。
昭和62年(1987年)10月27日議決
人権尊重都市宣言
日本国憲法及び世界人権宣言に明示されている基本的人権の尊重とあらゆる差別の撤廃は、今や国内外において強い社会的要請にまで高まっている。
しかるに、わが国においては、部落差別をはじめとする様々な人権侵害の事象は容易に後を絶つことがなく、平和で明るい地域社会の存立を脅かしている。
よって本市は、あらゆる差別のない、人権が何より尊重される文化国家、福祉国家の構築が急務であることを認識し、すべての市民の人権が等しく保障されるために必要な教育、啓発等の充実強化に一層の努力を行うことを確認し、ここに本市を「人権尊重都市」とすることを宣言する。
平成6年(1994年)3月16日議決
