ちょっと待って!その製品トイレに流せるものですか?
(トイレに流して良いもの・悪いもの)
水洗トイレをお使いのご家庭で、トイレが詰まって困った・・という経験はありませんか?多くの原因は水に溶けない製品を流してしまったことによるものです。
一番多いものは「トイレに流せない」トイレクリーナー(シート)やおしりふきです。
これらは家庭のみならず、地下の下水管やポンプをも詰まらせてしまう厄介者です。
トイレに流せるトイレクリーナーは写真のように「使用後はトイレに流せます」の表示がありますので、必ず確認してください。
また、ふつうのティッシュペーパーは水には溶けません。こちらもトイレには絶対に流さないようにしてください。
表示の例
もうちょっと詳しく
トイレに流せる製品は、トイレットペーパーのJIS規格 JIS P4501 で定めた ほぐれやすさ性能に適合したものであるという見解を消費者庁*1、 公益社団法人日本下水道協会*2が示しています。しかしトイレクリーナー等の製品パッケージにおいて「トイレに流せる」とうたいながら実 際には規格に適合しない製品も一部流通しているのが現状です。消費者庁では景品表示法上問題があるとして、メーカーに対して警告してい ます。具体的には材質が「パルプ不織布」、「水解性不織布」と表記されているものが該当します。流して良いのは「パルプ」 を使用した製品のみです。ご不明な点は下水道係までお問い合わせください。
-「トイレに流せる」、「水にほぐれる」といった表示の景品表示法上の考え方- (消費者庁 平成24年12月) *2 「トイレに流せる」と表示されている製品に係る声明について (日本下水道協会 平成28年9月) |