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持続可能な生活排水対策を目指して

公共下水道と農業集落排水施設の統合について

 

 飯山市ではこれまでに公共下水道2処理区、特環公共下水道2処理区及び農業集落排水9地区等の整備を進め、普及率は99.1%、水洗化率は90.2%と伸びてきました。これらの整備効果の発現として、市内の公衆衛生の向上や公共用水域の水質保全に大きな役割を果たしてきました。

  こうした一方で、近年の人口減少等事業環境の変化により、下水道事業は転換期を迎えてきています。

  人口減少は、使用水量の低下と下水道使用料の収入減少をもたらします。さらに下水道施設の能力に余裕が生じ稼働率が低下します。加えて下水道施設の老朽化の進行により維持経費がかさみ、下水道の経営環境はますます厳しさを増しています。

  このような状況下、これまで構築してきた施設をこれからも効率的に活用・維持し、経営改善を図ることを目的として、市では公共下水道に隣接する農集を統合する事業に取り組んでいます。平成27年度までに、2地区の農集を統合しましたが、今後平成33年度までに

 

    1.農集温井地区を特環戸狩処理区へ
    2.農集常盤第二地区を特環戸狩処理区へ
    3.農集木島上新田地区を公共木島処理区へ

 以上3か所の農集を公共下水道に統合する予定とし、事業の安定化と水環境の高度保全を図ります。統合となる農集の下水道使用料は統合先の下水道使用料と同一となります。また統合後の農集処理施設は地域活性化のための施設として、今後地域の皆さまと後利用方法について協議してまいりたいと考えております。
 今後も、農集の統合はもとより下水道事業等における経営改善のための汚泥の利活用等、維持管理費の削減に向けた取り組みを鋭意進めてまいりますので、市民の皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。

 

 

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更新日 2017年02月07日