平成18年豪雪
災害のあらまし
平成17年12月中旬から断続的に降雪が続き、平成18年2月には飯山観測所で積雪量256cmを記録。特に12月の積雪量は過去最多記録を更新する事態となりました。
市では12月26日に豪雪警戒本部、27日には豪雪災害対策本部を設置して対応。正月明けには自衛隊の災害派遣を要請し、幹線道路の危険な箇所や高齢者世帯の除排雪が優先的に行われました。
県内からは、豪雪の様子を伝える報道で飯山の苦境を知ったボランティアの皆さんが多数駆けつけ、高齢者世帯などで除雪にあたってくれました。
この豪雪により、家屋などの倒壊のほか、負傷者・死者も出る大きな被害を受けました。
災害の経過
平成17年 |
12月15日 |
警戒の態勢(警戒1次体制) | |
12月26日 |
8:30 |
豪雪警戒本部設置(警戒2次体制) | |
12月27日 |
13:00 |
豪雪災害対策本部設置(非常1次体制) | |
平成18年 |
1月 6日 |
14:50 |
長野県へ自衛隊の派遣を要請 |
1月 6日 |
23:09 |
長野県が自衛隊へ派遣を要請 | |
1月 7日 |
8:00 |
自衛隊が除排雪作業を開始 | |
1月 7日 |
16:00 |
災害救助法適用 | |
1月12日 |
10:00 |
災害時要援護者世帯等の緊急危険排除作業完了のため自衛隊撤収 | |
1月13日 |
除排雪経費として約3億円の追加補正予算専決 | ||
1月17日 |
16:00 |
災害救助法適用延長 | |
1月26日 |
16:00 |
災害救助法適用終了 | |
2月27日 |
8:40 |
豪雪災害対策本部廃止 |
災害の経過
建物の損壊状況
(住宅) 全壊6棟、一部損壊19棟
(車庫物置等) 全壊13棟、半壊5棟、一部損壊20棟
(店舗事務所) 一部損壊3棟
(公共施設) 全壊1棟、一部損壊5棟
人的被害(屋根雪落下、除雪中の被害)
死亡3人、負傷49人
避難世帯(ピーク時)
10世帯 17名
その他の被害状況
・停電
平成17年 |
12月13日 |
照里周辺 170戸 |
12月13日・14日 |
一山周辺 200戸 | |
12月20日 |
瑞穂周辺 10戸 | |
平成18年 |
1月 1日 |
小菅周辺 100戸 |
1月 5日 |
常盤周辺 170戸 | |
1月 8日 |
常盤・寿周辺 120戸 | |
1月14日 |
南町周辺 210戸 | |
1月27日 |
関沢周辺 40戸 |
・電話
平成18年 |
1月28日 |
岡山地区(土倉・柄山)で倒木による断線のため通話不能(1/29復旧) |