避難所における新型コロナウイルス感染症対策について
出水期を迎え、洪水や土砂災害、また最近頻発している地震などの際には、屋内の避難所に避難していただくことが考えられます。
屋内の避難所は、込み合うことで新型コロナウイルスの感染リスクが高まります。
感染予防を考えながら避難していただくため、事前の準備等を進めておきましょう。
事前の準備
○風水害時において、避難所へ事前に避難する必要があるかの確認
地震の際は、事前の避難はできませんが、風水害等の場合には気象情報等を確認し、飯山市洪水・土砂災害ハザードマップを活用しながら自宅での安全確保が可能か確認しましょう。
(内閣府)避難行動判断フロー・避難情報のポイント(PDF4,300KB)
○親せきや友人の家等への避難の検討
自宅が危険な場合も、避難先は市が開設する避難所だけではありません。安全な親せきや友人の家などへの避難を検討してください。
○避難所へ持参するもの
市で準備できる物品には限りがあります。ご自身の健康状態を確認するための体温計など、可能な限り、あらかじめ準備している非常持出品に加えておき、万一の際に持ち出すことができるようにしておきましょう。
【避難の際にお持ちいただきたいもの】
・マスク
・アルコール消毒液(ウエットティッシュ等)
・体温計
・食料、飲料水
・モバイルバッテリー
・常備薬
避難所での注意点
避難所では、次の点にご協力をお願いします。
○手洗い、咳エチケット等の徹底
断水等の影響がない場合は、頻繁に手洗いするとともに、咳エチケット等の基本的な感染症対策を徹底しましょう
○避難所の衛生環境の確保
物品等は定期的に、また目に見える汚れがあるときは、家庭用洗剤を用いて清掃するなど避難所の衛生環境をできる限り整えられるようご協力ください。
○十分な換気の実施、スペースの確保
避難所となる施設内は、十分な換気を行い、避難者が過密状態とならないようスペースの確保にご協力ください。
車で避難・安全確保をされる方
避難所のスペース確保のために車内で安全確保をいただくこともあります。
○交通事故にお気を付けください
風水害時における避難の際は、降雨など見通しの悪い場合が考えられますので安全運転を心がけてください。
○エコノミークラス症候群にご注意ください
車内で安全確保をされる場合は、エコノミー症候群にならないようにする必要があります。
食事や水分を十分とらない状態で、車などの狭い座席で長い間同じ姿勢をとっていると、肺塞栓や脳卒中、心臓発作などを起こす恐れがあります。
・足首などの運動を続けましょう
(運動例)
かかとの上げ下ろし
座ったままで足首回し
足を上下に振ったり、つま先立ちしたりする
・水分を十分に取りましょう
・ゆったりした服を着て、しめつけないようにしましょう