洪水時は、流しま宣言(せんげん)(バスダムの取組)
飯山市は、これまで多くの水害を経験し、その甚大な被害にあってきた教訓から、信濃川・千曲川下流域や、市内を流れる中小
河川の下流域に住む皆さんの、増水に対する不安や負担を少しでも軽減されるように、市民や事業所等の理解を得ながら、流域
治水の取り組みの第一歩として、次のことに取り組んでいきます。
【取り組み内容】洪水時はお風呂の水などは、出来る限り流しません
洪水時に、川や下水管を流れる水を減らすためには、家庭や事業所からの排水量を減らすことも非常に大切です。
大雨によって川が増水しそうな時は、お風呂や洗濯水、工場排水などをできる限り流さないようにしましょう。
各家庭から出たお風呂や洗濯水、トイレなど生活に伴い発生した排水は、道路等の下にある下水道管をとおって下水処理場
に集められ、汚れをきれいにしたあと川に放流されます。
【参考】
飯山市の令和4年度の年間下水処理量は約250万トン(飯山市民プールの50mプールで約1,900杯分)です。
これを1世帯、1日当たりの下水処理量に換算すると約1トンの排水が毎日処理されている計算になります。
仮に、1世帯のお風呂の1杯分の湯量を180リットル(0.18トン)を1日排水しないことによって、増水時には約2割に相当する
排水を一時的に止めておくことが可能となります。