森林環境譲与税の使途について
はじめに
森林の持つ、地球温暖化防止や災害防止、国土保全などの公益的機能を保持するため適切な森林整備を進めていくことは、私たち国民の命や国土を守ることにつながります。
森林環境贈与税は市町村が主体となり温室効果ガス排出量の削減や災害防止を図るため、安定的な地方財財源の確保を目的とし、国民全員で森林を支えていく仕組みとして創設されました。
概要
森林環境税
- 税額
国税として1人年額1,000円 賦課徴収
- 施行期日
令和6年度より施行
森林環境譲与税
- 譲与基準
総額の9割に相当する額は市町村に、1割に相当する額が都道府県に譲与されます。
- 使途
市町村…間伐や人材育成・担い手の確保、木材利用の促進や普及啓発等の森林設備及びその促進に関する費用
都道府県…森林整備を実施する市町村の支援等に関する費用
- 施行期日
令和元年度より譲与
実施事業及び森林環境譲与税充当額
令和元年度事業
・ 林地台帳システム保守委託:310千円
・ 森林環境整備基金積立金:5,006千円
令和2年度事業
・林地台帳システム保守委託:310千円
・森林経営管理制度実施方針策定事業負担金:1,100千円
・森林環境整備基金積立金:9,888千円
令和3年度事業
・林地台帳システム保守管理業務委託:310千円
・信州の森林づくり事業(森林環境保全直接支援事業)嵩上げ補助:430千円
・森林経営管理制度実施方針用地図データ作成委託:480千円
・森林環境整備基金積立金:10,057千円
令和4年度事業
・林地台帳システム保守管理業務委託:313千円
・信州の森林づくり事業(森林環境保全直接支援事業)嵩上げ補助:741千円
・飯山市森林境界素図(片鉾団地)作成業務委託:2,492千円
・森林整備地域活動支援交付金(大菅団地):759千円
・森林整備事業(林道整備重機借上げ):156千円
・森林整備事業(林道改修工事):280千円
・森林整備事業(枯損木伐倒処理):150千円
・道の駅「花の駅千曲川」(地域産材購入費及び木材什器購入費):8,653千円
・児童福祉施設整備事業(しらかば保育園立木伐採業務委託):1,346千円
・環境調査美化推進事業(ウッドチッパー更新):3,200千円