森林づくり推進支援金を活用した取組について
森林づくり推進支援金の趣旨
森林の多面的な機能を持続的に発揮させるとともに、森林資源の利用及び活用による継続的な森林づくり並びに県民参加による森林づくりを効果的に進めるため、長野県森林づくり指針に基づき、地域住民の意向や地域の実情等に精通している市町村が、それぞれの地域課題に沿い、独自性と創意工夫により実施する森林づくり関連施策に要する経費に対し、予算の範囲内で森林づくり推進支援金を交付することについて、補助金等交付規則の定めにあるもののほか、必要な事項を定めるものとする。
(長野県森林づくり推進支援金交付要綱より抜粋)
令和4年度森林づくり推進支援金事業について
事業目的
(1)地域の森林・林業の現状と課題
森林の価値について、当地域材の低価値による関心の低さから、森林のもつ水源涵養性や山地災害防止機能など、森林の持つ重要性が忘れられ、森林の保全が放置されつつある。
(2)本事業の目的
飯山市道の駅「花の駅千曲川」に県産材を使用した花用台や、野菜用平台、ディスプレイ棚、レジカウンターパーテーションを導入することによって、県産材の良さをアピールし、県産材の普及啓発を促す。
事業内容
(1)実施箇所
飯山市道の駅「花の駅千曲川」
(2)対象者
飯山市民及び観光客
(3)実施方法
備品購入
(4)事業目標及び当年度事業量
令和4年度 県産材使用備品導入、県産材啓発備品導入
・花用台 4台
・野菜用平台 2台
・有孔ボードディスプレイ棚 3台
・レジカウンターパーテーション 1式
・表示プレート 10枚
事業効果
(1)事業実施による効果
目に入りやすい備品に県産材を使用することにより、施設を訪れる飯山市民及び観光客に対して効果的に県産材のPRすることができる。
(2)継続性
施設の性質上、長期的に使用する備品であり、目に入りやすい箇所に使用するため、施設を訪れる飯山市民及び観光客に対して継続的に県産材のPRすることができる。
(3)普及性
駐車場などはアスファルトなどの人工物が目に入ることもあるなか、人の生理面や心理面に良い影響を与えることが知られている木材を使用した備品を設置することで、施設を訪れる観光客に対して木材の良さを伝えることができ、森林資源や森林整備に対する意識付けと利用促進を図る。
事業の検証及び評価
(1)目標に対する成果の状況
花の駅千曲川は令和4年10月にリニューアルオープンしたこともあり、施設を訪れる多くの方に県産材の良さをPRすることができている。
(2)課題
市内で長野県産材を利用したいという意識が低いことから、今後も県産材の普及啓発が必要である。
(3)今後の取組方向
森林資源の利用及び活用による継続的な森林づくりを行えるように、県産材の普及啓発や、森林整備を行っていきたい。
【製作した備品】
過年度森林づくり推進支援金事業総括書一覧
令和4年度森林づくり推進支援金事業総括書 (PDF:300KB)
令和3年度森林づくり推進支援金事業総括書 (PDF:321KB)
令和2年度森林づくり推進支援金事業総括書 (PDF:242KB)
令和元年度森林づくり推進支援金事業総括書 (PDF:241KB)
平成30年度森林づくり推進支援金事業総括書 (PDF:223KB)
平成29年度森林づくり推進支援金事業総括書 (PDF:219KB)