広島への原爆投下から80年を迎え
令和7年(2025年)8月6日
飯山市長 江沢岸生
本日、広島への原爆投下から80年という節目の日を迎えました。過去の悲劇を胸に刻み、犠牲となった多くの方々に対して、深い哀悼の意を捧げるとともに、未来の世代が決して同じ悲劇を経験することがない世界を目指す決意を新たにする日でもあります。
あの日の惨状から80年、私たちが築き上げてきた平和への歩みは、決して忘れることのない歴史の教訓に支えられてきました。私たちの使命は、その教訓を次世代に受け継ぎ、核兵器のない世界、平和で安全な未来を作り上げるために尽力することです。
今日、世界は多くの課題を抱えています。核兵器の脅威は、今なお消え去ることなく存在しています。この現実に対し、私たちは声を上げ続けること、行動を起こし続けることの重要性を改めて認識し、核兵器廃絶の重要性について再確認しなければなりません。
平和な未来は決して誰か一人の力で実現するものではありません。一人ひとりの平和を願う心と行動が、世界への平和の輪を拡げます。被爆80周年を迎えるこの日に、改めて平和への決意を新たにし、平和な未来に向け力を尽くしてまいります。