「飯山復活教会」が国の登録有形文化財に登録
飯山市大字飯山(田町)にある「飯山復活教会(正式名称:日本聖公会中部教区飯山復活教会)」が平成29年7月21日に開かれた国の文化審議会における議決と文部科学大臣への答申を経て、国の登録有形文化財に登録されました。
(復活教会全景)
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(畳敷きの礼拝堂) |
飯山復活教会は、カナダ人宣教師ジョン・ウォーラー司祭が中心になり、昭和7年(1932)に建築されました。
一部2階建ての木造平屋建てで、前室と会衆席は畳敷きになっています。
急勾配の屋根や、高い床など雪国特有の造りをしています。
飯山復活教会は寺の町である飯山において、キリスト教文化の伝道を語る上で必要不可欠な存在であり、また、ジョン・ウォーラー司祭の長野県における布教活動の貢献を示す当時の姿を残した貴重な建物です。
飯山の歴史を伝える価値が高い重要な建物として、登録有形文化財登録基準の「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に該当するものとして認められました。
今後、飯山復活教会を活かした周辺のまちづくりが期待されます。
(飯山復活教会位置図(県発表資料より抜粋))