セルフメディケーションを活用しましょう
セルフメディケーションとは
セルフメディケーションとは、自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすることです。
自分の健康管理を普段から行い、ちょっとした怪我や疲労などが原因の体調不良の場合、市販薬の利用や十分な休養をとることで自らの健康維持に努めることです。
セルフメディケーションを行うことは、生活習慣病の予防にもつながり、医療費の削減効果が見込まれます。
セルフメディケーションって何をすればいいの?
まずは自分の健康状態を知ることが大切です。毎年健康診断を受診しましょう。
そして、適度な運動やバランスの良い食事をこころがけ、十分な休養と取ることで病気になりにくい身体を作りましょう。
また、体調不良が続く場合や分からないことがある場合は安易に自己判断せずに医師や薬剤師に相談し、正しい知識を身につけたうえで軽い風邪などや怪我の際に、市販薬などを上手に利用していくことがポイントです。
セルフメディケーション税制(医療費控除の特例)
セルフメディケーション税制とは、健康の維持増進及び疾病の予防への取組として「一定の取組」を行う個人が平成29年1月1日以降にスイッチOTC医薬品を購入した際に、その年中に支払った合計金額が1万2千円を超える場合には、その超える部分の金額(上限8万8千円)について所得控除を受けることができるものです。
ただし、通常の医療費控除とは併用できず、医療費控除との選択適用ですのでご注意ください。
制度の詳細や手続に関することは、税務課市民税係までお問い合わせください。
スイッチOTC医薬品とは
医師によって処方される医療用医薬品から薬局やドラッグストアなどで購入できる要指導医薬品及び一般用医薬品に転用されたものです。
対象となる医薬品のレシート等にはセルフメディケーション税制の対象となることがわかる印(例「★」)とその印の説明が印字されます。
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一定の取組とは
特定健康診査、予防接種、定期健康診断、健康診査、がん検診など
適用期間
平成29年1月1日から令和3年12月31日までの5年間
平成30年度(平成29年分)の申告から適用開始
リンク
厚生労働省ホームページ(セルフメディケーション税制について)<外部リンク>
日本OTC医薬品協会ホームページ(スイッチOTC医薬品について) <外部リンク>