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市長就任あいさつ(平成26年9月16日)

 来年の3月14日に市民が長年待ち望んだ北陸新幹線飯山駅が開業します。2期目の飯山市は状況が変わってきます。1期目は新幹線開業に向け、様々な施設整備をきちんとしていくことが何よりも不可欠でありました。

 

 2期目は飯山駅開業により飯山市をどのように発展させるか、市民生活の安心安全を確保していくことが何よりも重要な課題になります。

 

 2期目の公約は、重点項目で4分野の公約を掲げました。まずは新幹線開業を活用した人口定着、若者定住、経済の活性化を進めます。

 

 特に新幹線飯山駅は長野県と連携をしてアウトドアスポーツの聖地にしようと進めています。これを基軸としながら色々な独自産業を具体的に進めていく必要があります。

 

 2番目としてまちづくりです。この地域が持っている自然環境を維持していくことが大事です。他の地域にはない価値です。これをベースにしながら城山公園の整備、市街地については、まちづくりデザイン会議の中でゾーン分けをしてあります。

 

 その中で特に広小路界隈について商業飲食分野として具現化をしていき、多くの観光客が集い飲食し楽しむエリアにしていきたいと考えています。観光客のみなさんが飯山市内に滞在をしてもらうことが重要でありますので、それぞれ市内の観光ゾーンについて具体的に進めてまいります。

 

 3番目として子育て、教育、健康福祉の関係です。飯山市を担う次世代育成に取り組むことを一番大きな重点にしていきます。若い方々が飯山市に住んで生活ができ、子供を大勢育てられるという飯山市づくりをしていくことが何よりも重要です。

 

 最後に安心安全の地域づくりです。防災、環境の保全、行財政改革、この地域で安心して安全に暮らせる地域づくりについては引き続き行っていきます。最近は災害が増えております。飯山市は豪雪地帯でありますので安心して暮らせる地域づくりを進めていきます。

 

 飯山市は自然環境が大変すばらしい、そして市民の念願でありました北陸新幹線飯山駅が開業します。今、日本のそれぞれの都市は、高度成長期時代工業都市として発展してきた都市がたくさんあります。幸か不幸か飯山市は豪雪地帯が故に、高度成長期には、工業型発展モデルからある意味で取り残されてしまいました。しかし、これからは素晴らしい環境に交通の利便性が加わり、21世紀型の新しい日本の都市モデルになる可能性を十分に秘めています。

 

 飯山市に「住んでよし、訪れてよし」というまちづくりは不可能ではありません。市民のみなさんといっしょに取り組めば必ず実現できます。ぜひ、21世紀型の新しい日本型のみんなが羨む地域づくりをみなさんと共に進めてまいりましょう。

 

更新日 2018年01月04日