トップページ » 市長の部屋 » 平成30年 新年あいさつ

平成30年 新年あいさつ

 新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては輝かしい初春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 

 飯山市では国の「まち・ひと・しごと創生法」に基づき策定した飯山市総合戦略により、新幹線時代の飯山市づくりを戦略の基本に位置づけ、地域経済の活性化・雇用創出、若者定住・移住定住推進、子育て支援・次世代育成、いつまでも安心して暮らせる地域づくりの4つを柱に事業に取り組んでいます。

 

 北陸新幹線飯山駅開業から4年目を迎える中、開業効果として飯山市へ移住する人が増加しています。首都圏や関西圏などへの時間的距離が飛躍的に短縮されたことで、飯山市をより身近に感じていただけるようになり、移住先としての魅力が高まりました。

 

 外国人旅行者も増加しています。飯山駅周辺の9市町村で構成する広域観光圏『信越自然郷』には、温泉やスキー場などが豊富に存在し、生産される農産物なども高い評価を得ているほか、『雪まつり』や『かまくら祭り』などといった他地域にはない特色もあります。こうした多様な地域資源が外国人の目に留まり、旅行者の増加に繋がっており、今後も地域の魅力の発信とともに、地域経済の活性化に取り組んでまいります。

 

 この冬からは、福祉施策として高齢者世帯等の玄関先除雪への支援を始めました。また、本年中には就園前の幼児から病後児や中高校生までを視野に入れた総合的な子育て支援施設 仮称『飯山市子ども館』を開設し、子育支援・次世代育成の取り組みの強化を図ります。

 

 本年は、飯山市第5次総合計画・後期基本計画の初年度にあたる年であり、雇用創出のため若年層の雇用の場の確保に一層力を入れ、特に新幹線飯山駅周辺への商業・宿泊施設の誘致や地域の中核病院としての、飯山赤十字病院の機能強化支援等に取り組んでまいります。

 

 新幹線がもつ交通インフラとしての圧倒的な強みと、飯山市がもつ自然環境や伝統文化などの地域資源を活かし、住む人も訪れる人も、共にその良さを実感できる市政の実現に全力をあげる所存です。

 

 皆様のご多幸とご健勝を心からご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。

 

更新日 2018年01月04日