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食品ロスを減らそう!

食品ロスってなに?

食品ロスとは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。

食品ロスについて、国際連合で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で定められている「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals:SDGs)のターゲットの1つとして、2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の1人当たりの食品廃棄物を半減させることが盛り込まれるなど、国際的な食品ロス削減の機運が近年高まっています。

 

【SDGs12:つくる責任 つかう責任】

 食品ロスを減らす効果

二酸化炭素排出量の減少

食品ロスが減ることにより、運搬や焼却のために使う化石燃料の使用量が減ります。そうすると、地球温暖化の原因の一つである二酸化炭素の排出量を減らすことができます。

経済効果

食品ロスが減ることにより、運搬や焼却のために使う化石燃料が減り、無駄な支出を減らすことができます。

世界の食料不均衡の解消

日本の食料自給率(カロリーベース)は37%(令和2年度)と言われており、私たちは多くの食料を海外からの輸入に頼っています。食品ロスを減らすことにより、その分を食料が不足している国々にまわして、飢餓に苦しむ人々を救うことができます。

バーチャルウォーター(仮想水)の減少

食料を輸入することは、現地の農地で使用した水(バーチャルウォーター)を間接的に輸入することになります。そのため、食品ロスを減らすことで、現地の水を守ることにつながります。

日本の食品ロス発生量

日本では、年間570万トン(令和元年度推計値)の食品ロスが発生しており、そのうちの261万トンは家庭から発生しています。これは1人当たりに換算すると年間約20.7キログラムの食品ロスが発生していることを示しています。

食品ロス量(令和元年度推計値)について(農林水産省)(新しいウィンドウが開きます)

 

飯山市の食品ロスについて

家庭から出るもえるごみの排出状況を把握するために行った組成調査で、食品ロスが全体の9.0%(重量比)を占めていることがわかりました。(令和3年8月調査)

実際に捨てられていたものは、消費期限や賞味期限が切れたものや、野菜、食べ残したものなどでした。

家庭ごみの組成調査について

 

 【実際にごみとして出された食品】

 

 

 食品ロスを減らすためにできること

 買い物のとき

・家に残ってる食品を確認してから買い物に行きましょう

・使い切ることができる量を買いましょう

・すぐに食べたり飲んだりするものは、賞味期限や消費期限が近いものを選んで買い、早めに使い切りましょう。

調理のとき

・傷みやすい食品は早めに使い切りましょう

・消費期限や賞味期限を確認して、期限が近いものから使いましょう

・食べきれる量を考えて、調理しましょう

・非常食なども定期的に消費期限や賞味期限を確認して使いましょう

食事のとき

・なるべく好き嫌いをなくして残さず食べましょう

・食べきれなかった料理は保存して早めに食べましょう

・外食では食べきれる量を注文しましょう

・宴会のときは「残さず食べよう!30・10運動」を実践しましょう

宴会のとき(残さず食べよう!30・10運動)

・まずは適量を注文しましょう。

・乾杯後30分間は席を立たずに料理を楽しみましょう。

・お開き前10分間は自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょう。

残さず食べよう!30・10(さんまる・いちまる)運動(長野県)について(新しいウィンドウが開きます)

 

 

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更新日 2022年01月14日